性感染症には様々な種類や症状がありますが、感染症ごとに症状が出るまでの期間は異なります。

つまり、性感染症の病原体が体内に入り、身体に異変をもたらすまでの潜伏期間が、感染症の種類によって違うという事です。

潜伏期間が違うという事をどう考えれば良いかというと、感染症にかかっていても潜伏期間という無症状期間が長ければ、その間に感染を拡大させるという高いリスクがあると考えなければなりません。

性感染症の代表的な種類で説明しますと、性感染症の中でも一番多いとされる淋病で2日から1週間と一番短くなっています。

クラミジアやトリコモナスで1,2週間とされており、梅毒に至っては3週間程の潜伏期間があると言われています。

感染しても、症状が現れるまでに3週間という期間があればその間にセックスをする可能性は十分に考えられます。

同じ相手とだけでなく、多数のパートナーとセックスをする人であればそれだけ多くの人に感染させるというリスクを忘れてはいけません。

さらに性感染症の中でも、人命や大きな疾患をもたらす事が想定される肝炎やHIVなどの潜伏期間は1~2ヶ月と、かなりの長時間体内に潜伏するのです。

HIVにおいては、無症状期間の最長が10年を超えるケースがかなり前から報告されており、未だに感染を止める事が出来ません。

検査を受ける事が、感染を防ぐ最短な方法である事は理解出来ますが無症状では検査を受けようと思う人は少ないでしょう。

心配になり検査を受けようと思っても、正確な検査を行える期間が異なることも知っておくべきです。

淋病・クラミジア・トリコモナスは「性行為を行った日から、2日~3日、C型肝炎は1週間で、梅毒とHIVは1ヶ月」とされています。

上記は「性行為を行った日から」という事になりますが、性器ヘルペス・コンジローマ・B型肝炎は「発症してから、2日・3週間・1ヶ月」とされています。

HIVの検査は保健所での検査が可能で、保健所によりますが最短で即日結果が分かるところもあります。