トリコモナス症とは

トリコモナスと呼ばれる寄生原虫の感染によって引き起こされる非常に一般的な性感染症(STD)です。

病気の症状は人により異なりますが、寄生虫を持っている人は自覚しないことが多いです。

トリコモナス症は、最も一般的なSTDと考えら、推定370万人が感染し、約30%がトリコモナス症の症状がでるとされます。

感染症は男性よりも女性の方が一般的であり、若い女性よりも高齢の女性の方が可能性が高くなります。

トリコモナス症の可能性が高い人

寄生虫は、セックスにより感染した人から感染していない人にうつされます。

女性では、下部生殖管(外陰部、膣、または尿道)で、男性では、陰茎(尿道)に感染します。

セックスの最中に、寄生虫は通常、膣に、または膣から陰茎に感染しますが膣から膣へも感染します。

寄生虫は、手、口、または肛門のような他の体の部分に感染することはありません。

人の年齢および健康状態により症状は変わり、症状のない感染者はまだ他の人に感染させることがあります。

トリコモナス症の徴候や症状

感染者の約70%がいずれかの徴候や症状がありません。

トリコモナス症は、症状がある場合、軽度の刺激から重度の炎症の範囲になります。

症状のある一部の人々が感染した後に5から28日以内に症状が出ますが、ずっと後になるまで症状を発症しない場合も有ります。

男性のトリコモナス症は、排尿や射精、あるいは陰茎の痛み、ペニス内部のかゆみや炎症を感じることがあります。

女性のトリコモナス症は、性器のかゆみ、燃焼感、発赤や痛み、排尿不快感、白、黄色、緑がかった異臭のあるオリモノがあります。

トリコモナス症の人は、セックスをして不快な気分になります。

治療せず、感染が続くと数ヶ月または数年続くことがあります。

トリコモナス症の合併症

トリコモナス症は、他の性感染症を合併し拡散のリスクを高めます。

トリコモナス症は、生殖器の炎症引き起こす可能性があり、HIVウイルス感染を容易にし、セックスパートナーにHIVウイルス感染をさせる可能性があります。

トリコモナス症が妊娠中の女性と赤ちゃんに与える影響

トリコモナス症妊婦は早産、未熟児につながる可能性があります。

トリコモナス症の検査

症状がある場合は、トリコモナス症を診断するための検査を行う必要があります。

性病の検査キットでもトリコモナスの有無を確認することが可能です。

トリコモナス症の治療

トリコモナス症は、処方薬、抗生物質(メトロニダゾールまたはチニダゾール)、口から摂取することができる丸薬の単回用量で治療することが可能です。

妊娠中の女性でもこの薬を服用するのは大丈夫であるとされます。

この種の抗生物質を服用後24時間以内にアルコールを飲むと、不快な副作用が出る場合があります。

トリコモナス症を治癒した人も、再び感染する場合があります。

再感染しないようにするには、セックスパートナーの感染の有無を確認し、症状のすべてが無くなるまでセックスをするのを待つと良いでしょう。

トリコモナス症の予防

セックスをする時はコンドームを使用すると効果的ですが、コンドームを使用した場合でも、この感染することもあります。

性感染症を予防する唯一の確実な方法は、完全にセックスを避けることですが、最良の方法は不特定多数の人との無防備のセックスを避けることです。