人間には人により、背が高い・低い、太っている・痩せている、足が速い・遅い、勉強ができる・できない、など様々な個性や特性がありますが、これらの大部分は遺伝子によって決まります。

遺伝子に組み込まれた特性は、人の成長に合わせてホルモンという化学指令により、精子と卵子に組み込まれ先祖代々受け継がれた遺伝情報として、両親を通じてその子供たちに受け継がれます。

良く親族が集まると同じような顔だなと思うことがあるかと思いますが、その一族の生理学的、心理学的要素や性行動もこの遺伝子により引き継がれます。

生物としての優秀さはどれだけ子孫を残せるかにありますが、ある種の性的行動パターンを持つ人は、そうでない人よりもより多くの子孫を残すができます。

人類の長い歴史の中で、最も成功した祖先の子孫が種を残すことができ栄え、祖先の特性も子孫に受け継がれてきました。

祖先が望んで子供や孫を作ったのか、偶然にできてしまったのかは、今を生きる世代には関係なく、過去に誰がどれだけ子孫を残し誰がどれだけ子供がいたかにより今があるのです。

そして過去のそれぞれの世代の人達は、同世代の人達と自分の遺伝子を残すために渡そうと競ってきたのです。

実際の人生では子供を作るのも自由であるし、いなかった方が人生を謳歌でき幸せであったかもしれませんが、生物学的に言えば人間に組み込まれたプログラムにより遺伝子を次世代に渡すための競争が行われ、私たちはその競争に勝ってきた祖先の子孫なのです。

地球規模ではその世代の勝ち残り競争は続いており、他の人よりいかに多くの子供を作るかが意識せずとも続いているのです。

この競争は自然界同様に残酷で熾烈に続いており、多くの子供を産んだ遺伝子のみが栄え残っていくのです。

遺伝子を残すという生物に組み込まれたプログラムを知ろうが知るまいが、意識しようがしまいが、我々人類は全員がこの子孫をより多く残すというゲームに勝ち抜くような行動原理により人間の行動が決まるのです。

その行動にもそれぞれ個性により戦略が決まり、子孫をより多く残す可能性のある戦略をとってきた遺伝子を受け継いできた人もいるのです。